SENSEの扇ぎ方

扇子は涼むだけのものではありません。
正しく扇ぐことで、自分を優雅に見せるファッションアイテムです。
扇ぐ時は自分の顔の下のほうに持ち、少し脇を向いて使う方が美しい印象を与えます。

How to open

扇子を開く際はまず、右手で親骨が上になるように要の部分を持ち、
左手は紙の部分のすぐ下に添えます。
次に左手の親指で親骨の向こうに押し開き、他の指を扇骨に当てて残りの部分を押さえます。
1本ずつ左手の親指で静かに開いていきましょう。
最後の1~3本の扇骨は親骨に付けたままにして、
開かずに残しておくのがコツです。
扇子は一方向(右方向)にしか開きません。
逆方向に開こうとすると扇面の破れ、扇骨の破損の原因となります。
扇子を開く際は静かに開くように心がけましょう。

How to close

扇子を閉じる時は、右手で要(かなめ)の部分を持ち、
左手を紙のすぐ下にそっと添えます。
そのとき、左手の人差し指と中指を交互に使って1本ずつ静かに閉じます。

扇子の歴史

1,200年ほど前、日本・鎌倉時代に誕生。
当時は扇ぐという役割以外に、儀礼や贈答、
和歌を書いてお互いの意思疎通をはかることにも使われていました。
のちにステータスシンボル的な役割も兼ね揃え、貴族にとっての必需品となっていきます。
当時の女性の服装は着物、男性は陣羽織でしたが、
折りたたみができることもあり、1人1本は所持するほどの人気ぶりでした。
鎌倉時代には中国へと輸出、それがさらにヨーロッパにも伝わりました。
ルイ王朝時代のフランスでは、扇をゆらめかす貴婦人たちの姿が
社交界で見られるようになったと言われています。
そして、江戸時代末期になると、ヨーロッパに伝わった扇子が日本へと逆輸入。
絹をはった「絹扇」を生み出すのです。
のちに再び日本から海外へ向けた輸出品になりました。
扇子は日本生まれで、日本人になじみの深いアイテムですが、
デザインが和モダンの扇子しかないのが現状。
そこで日本が持つ職人技術とヨーロッパのオーセンティックなデザインを
融合して生まれたのが「GrandeRoss1」。
2017年イタリアと日本に拠点をおく同ブランドは、
現代の貴族(ラグジュアリー)ファッションに沿ったデザインを取り入れ、
世界へと発進しております。